生理痛に悩む女性

生理痛からシミ・ニキビまで、血のトラブルは女性の敵

女性によくある「血」のみだれ「血」は体の各所をまわって酸素や栄養を与えるもの。現代医学でいう「血液」とは少し異なりますが、非常に似た概念と考えていいでしょう。気と同様、十分に必要な量が生産され、スムーズに体内をめぐるのが理想。血のトラブルとしては流れが滞る「脈血」、血そのものが不足する「血虚」があります。

日本全国には道路や線路などが網の目のように作られ、人や貨物や情報はその交通網を使って流れています。血もこれと同じように、日本中つまり体中を流れていると想像してください。渋滞の名所があるように血にも滞りやすい場所があり、それが「脈血」というわけです。渋滞しているところでは排ガスがたまったり騒音が生じるように、脈血の箇所にはさまざまなトラブルが発生します。「血虚」はいってみれば人や貨物が足りない輸送力不足の状態。からだのすみずみまで血がいきわたらない状態といっていいでしょう。

那山はAの大の日本人女性には「血」の人がたいへん多いのです。女性は生理があるので、もともと男性よりも血のトラブルをおこしやすい悪条件のもとにあります。脈血は湿疹やニキビ、吹き出物、シミ、クマ、静脈瘤など、ありとあらゆる肌トラブルをおこす女性の最大の敵。血は肌に栄養を与えているので、肌に一番影響が出てしまうのです。

若い女性が脈血になる主な原因は喫煙やストレス、無理なダイエットなどいろいろですが、目立つのは「冷え」によるものです。

女性はもともと男性よりも冷えやすいのですが、「生足」「ヒップハング」「ノースリーブ」などのファッションが、さらに冷えを増悪させる環境を作っているのです。診察に来る若い女性に腹診をしようとすると、わざわざボタンをはずすこともないほど腰のほうまでおなかがあらわになったヒップハングのジーンズをはいていることのなんと多いことでしょう。ウェストラインの低いパンツやスカートが流行しているようですが、これもじつは美容には悪いのです。「冷えは万病のもと」というのは本当の話。それにもかかわらず、冷えを軽視している女性が多すぎます。婦人科のツボを冷やしてしまうと全身の血の流れが滞ってしまうのを、ぜひおぼえておいてください。冷えとは別に最近の女性に多いのは、きつい下着で締めつけることで骨盤内の血流を悪くします。

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